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猫専門のペット食育入門講座

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2014年10月 8日 (水)

ミネラルのセレニウム(セレン)って必要?

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人も猫も体の細胞が正常に機能するには、ミネラルが必要です。

ミネラルは、動物に不可欠な六大栄養素の一つです。

六大栄養素とは、糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、

食物繊維です。中でも糖質、タンパク質、脂質の3種類は

摂取量も多く、三大栄養素と呼ばれています。

 

ミネラルには、主要ミネラル、微量ミネラルの二つに分けられます。

主要ミネラルは、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、硫黄、

塩素、マグネシウムで、骨、筋肉、心臓、脳の機能はこれらの

ミネラルに依存します。

微量ミネラルは、クロム、銅、フッ化物、ヨウ素、鉄、マンガン、

モリブデン、セレン、亜鉛で、クロムを除いて、体内の代謝作用に

必要な酸素やホルモンに取り込まれます。クロムは血糖値を

正常に保つのに役立ちます。

また、多いと毒性があります。

 

セレンとは?

セレンは原子番号34、元素記号Se、カルゴゲン元素の一つで、

セレニウムとも呼ばれています。

1817年、スウェーデンの化学者によって発見され、ギリシャ神話の

月の女神セレネから命名されました。

古くから毒性の強い元素として知られていましたが、比較的最近、

人にとって必須の微量元素であることが認識されるようになりました。

 

セレンは、生体内では、酸素やタンパク質の一部を構成し、抗酸化

反応において重要な役割を担っていますが、毒性が強く、必要量と

中毒量の差がとても小さいため、サプリメントなどの摂取には注意が

必要です。

藻類、魚介類、肉類、卵黄に豊富に含まれており、通常の食生活で

不足が問題になることは、日本ではほとんどありません。

 

セレン不足は、土壌中のセレン濃度が極端に低い地域において、

摂取不足が起こるようです。

セレン欠乏症の一つに、低セレン地域である中国東北部に見られる

克山病(心筋症の一種)があります。

 

セレン過剰摂取について、アメリカでは、2008年に政府機関が、

ある特定のダイエタリーサプリメントにセレンやクロムが高濃度に

含まれていて、健康被害が報告されていると注意喚起しました。

この製品の利用者に、脱毛、筋肉のけいれん、下痢、関節痛などの

症状が出たそうです。

現在の日本ではアメリカのような事例の報告はないようですが、

セレンは毒性が強く、必要量と中毒量の差がとても小さいため、

サプリメントなどの安易な摂取には注意が必要とされています。

 

というようなことで、セレンは人にも猫にも必要ですが、

このようなことを気にしなくても大丈夫だということです。

私たちは、普段の食生活で、ミネラルのセレンの摂取量や、

ビタミンの摂取量など考えなくても、今まで生きてきました。

普段食べている食事一つ一つについて、栄養素のことなど

詳しく考えなくても大丈夫だということです。

 

私たち人間が、栄養バランスのことなど、細かく計算して作った

ものを食べていなくても大丈夫なのに、猫ちゃんの手作りごはん

を作るときに、急に栄養バランスが心配になるのは、なぜ?

 

次回は、「猫ちゃんに手作りごはんは、栄養バランスが心配?」

のお話です。

 

キャットショップさくら   を  よろしくお願いいたします。

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