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2014年11月 8日 (土)

これって猫ちゃんに食べさせたらダメなの? シリーズ2

20130105_22

 

猫ちゃんに「生の魚・イカやタコ・スルメ」を食べさせたらダメなの

でしょうか?

環境省が出しているガイドラインに、犬・猫の健康を守るために

「生の魚・イカやタコ・スルメなど」は消化が悪いので、下痢や嘔吐

の原因になったり、のどに詰まらせてしまうこともある。

とありますが、本当にそうなのでしょうか?

 

「生の魚・イカやタコ・スルメ」は、消化が悪いとありますが、消化が

悪いというのは、消化されない部分や成分が多く含まれていると

いうことで、一般的に食物繊維が多く含まれている食べ物のことを

いいます。しかし、「生の魚・イカやタコ・スルメ」に食物繊維は全く

含まれていません。

そこで、消化率を調べたところ、

イカ    93.5%

スルメ  90%

の消化率で、消化が悪いといえる数字ではありません。

では、消化率の悪いものは食べてはいけないのでしょうか?

 

食物繊維は消化が悪いということですが、大腸の働きを促し排便

の促進効果など、さまざまな効果があります。

それに、パンダの主食は竹ですが、消化率は20%ほどしかない

そうです。消化率の高いものしか食べられないということですと、

パンダは竹を食べられないということになりますよね。

 

次に、下痢や嘔吐の原因になるとありますが、

「生の魚・イカやタコ・スルメ」を食べて下痢になることはあるかも

しれませんが、これらを食べたからではなく、今までと質の違う

食べ物を食べると、下痢や軟便になることがあるということです。

腸内環境の細菌は食べ物によって変わり、下痢や軟便になると

いうのは、腸内の環境を変えようとするはたらきで、食べ物の

良い・悪いではありません。

したがって、ずっと同じ銘柄の市販フードを食べていた犬や猫が、

フードの銘柄を変えると下痢や軟便になることがあるということで、

「生の魚・イカやタコ・スルメ」を食べたからではありません。

 

また、嘔吐の原因ですが、「生の魚・イカやタコ・スルメ」を食べて

嘔吐するというのは、これらの食べ物に付着した細菌や病原体など

のウイルスで食中毒を起こすということは考えられますが、それ以外

には、食べ過ぎや他に何らかの疾患があって嘔吐するということは

あると思います。

 

最後に、のどに詰まらせてしまうとありますが、これは食事の大きさ

の問題だと思います。スルメなど噛むことで小さくなりにくい食材は、

飲み込みやすい大きさにカットして与えれば問題はないと思います。

 

よって、私は犬・猫が「生の魚・イカやタコ・スルメ」をたまに食べても

大丈夫だと思います。

 

お魚ですが、サバやイワシ・サンマ・アジ・ブリ・マグロ・カツオなどの

赤身魚の体表やエラには、ヒスチジンをヒスタミンに変える数種の

細菌(ヒスタミン生産菌)が付着しています。魚が生きている間は、

これらの菌は繁殖しませんが、魚が死んだ後はこれらの細菌が

繁殖し、魚肉中のヒスチジンを分解してヒスタミンを作り出します。

ヒスタミンを高濃度に含む食品を食べると、ヒスタミン食中毒を発症

する可能性があります。

 

特に夏の暑いときや気温が高いときは、お魚を買ったら氷を入れて

寄り道せずにさっさとお家に帰って、冷蔵庫に入れましょう。

 

次回は、「これって猫ちゃんに食べさせたらダメなの? シリーズ3」

のお話です。

 

キャットショップさくら   を  よろしくお願いいたします。

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